不二家では、2025年度より新しい無添加味噌を商品化しました。
私たちが受け継ぐ、昔ながらの味噌造りの手間ひまと技。その工程に、現代の気候に適応した新しい米・大豆の品種を掛け合わせることで、甘みとコクを一層深めた自信作が生まれました。
米|もちもち粒感の長崎県産「にこまる」
「にこまる」は、高温に強く、九州の気候に適した米の新品種。
従来の「ヒノヒカリ」に代わるブランド米として注目されており、粒が大きく、炊き上がりがふっくら・つやつやしているのが特徴です。
この「にこまる」から仕込む米麹は、米の大きな粒の内部までしっかりと発酵が進むよう、水分量と麹菌の“はぜり込み(麹菌の食い込み)”を丁寧に調整。時間をかけて甘みを引き出し、味噌に奥行きを加えています。
大豆|甘みとコクが深い福岡県産「ふくよかまる」
「ふくよかまる」は、福岡県が約10年かけて開発した大豆の新品種。
粒が大きく、甘みとコクに優れ、加工にも向いているのが特徴です。
この大豆を地下から汲み上げた冷たい水に15時間以上じっくりと浸し、芯までしっかりと吸水させます。
味噌の「コク」を決める要は大豆。「ふくよかまる」がもつ深い旨味が、無添加味噌に厚みのある味わいを与えてくれます。
塩|瀬戸内海100%原料の国産塩
塩は、味噌の骨格を支える大切な素材です。
私たちは、**岡山県・備讃瀬戸海域の海水100%**を原料とした国産塩を使用しています。
しっとりとした粗塩タイプで、マイルドな塩味が味噌の甘みや香りを引き立てます。
手間ひまが育む、やさしい味
私たちの味噌づくりは、「素材を活かす」ことと「時間を味方にする」ことを大切にしています。
大豆や米の性質に合わせて、一つひとつの工程を丁寧に見極め、発酵の進み具合をじっくりと観察。蔵人の手仕事と自然の力で、時間をかけて育て上げる味噌です。
新しい素材と昔ながらの製法を掛け合わせた、不二家の新たな無添加味噌。
その味わいが、日々の食卓にやさしく寄り添うことを願っています。

